食べ過ぎると太ります。
ではたくさん食べているのに太らない人がいるのはなぜでしょう?
その秘密は食べているものの内容や性質によるところが大きいのです。
科学的にダイエットするための基本のお話しです。

 

1.太り易さは糖質の量

 

『カロリーと脂肪を制限するよりも、糖質を制限する方が減量効果が高い!』

このように結論を出す研究がこの数年の間に、とても権威のある専門誌に次々と発表されています。

 

●ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディスン
●米国医師会雑誌

 

詳しい内容は省きますが、世界で最高レベルの信用を置かれている医学専門誌で、当然掲載される論文も厳しいチェックを通った極めて信頼性のある高い内容のものだけです。
それだけに、これらの研究によって、”カロリー=太る”というのはもう決定的に崩されたといえます。

 

 

 

 

●カロリーが同じでも食事の内容によって、痩せやすさには違いがある。
●カロリーと脂肪を低めにするよりも、糖質を少なくする方が痩せやすい。

 

 

この2つが証明された訳です。
糖質を少なくするというのは、ご飯やパン、麺類などを控えるということですから、逆に言えば、肉や魚、脂質の多い食品などは気にせずに食べて良いということです。

 

 

2.糖質で肥満ホルモン排出

 

インスリンという物質をご存知でしょうか?人の体内で働いているホルモンのひとつであり、生きていくのに欠かせない大切なモノです。
もっとも重要な働きは、血液中のブドウ糖をエネルギーとして使えるようにすることです。
非常に大切なホルモンなのですが、困ったこともあります。

 

 

 

インスリンはあまりに多く出すぎると【体に脂肪を蓄えさせる働きをする】ということ。
大量にこのインスリンが出るような生活をしていると、人はドンドン肥満になっていくのです。
その為、別名”肥満ホルモン”とも呼ばれています。
前回の項で、糖質を控えると痩せやすい、ということを述べましたが、その理由がこのインスリン、つまり肥満ホルモンなのです。

 

 

 

なぜなら、このインスリンが大量に出るのは、糖質を食べた時だけだからです。
だから、脂質やタンパク質を食べても、殆ど出てきません。
だから、食事で糖質を摂れば摂るだけ、多くの肥満ホルモンが出てしまうので、太りやすくなるのです。
食事で糖質をあまり摂取しないように気をつけましょう。

 

3.カロリー収支だけではダイエットは語れない

 

今までのダイエット方法は、
・食べる量を減らす
・毎日定期的に運動する
・食べるもののカロリー計算をきちんとする
などなど、我慢や努力を求めるがほとんどでした。

 

 

 

また、カロリーを減らす、いわゆる低カロリー食を勧める物が多く、カロリーさえ減らせば痩せることが出来る。そう、思い込んでいる人も多いでしょう。
でも、食べる量を減らせば痩せるかといえば、人間の体はそんなに単純なものではありません。ダイエットを経験したことがあるなら分かると思いますが、無理をして食事制限をして痩せるのは最初だけ。

 

 

 

 

"ケーキ1個は350kcal だから、それを消費するために350kcal 分の運動が必要。例えば階段の上り下りを1時間行えば350kcal 消費される。"という事がよく言われています。
実は、こうした摂取カロリーと消費カロリーをごちゃ混ぜにしたダイエット法にも矛盾が隠れています。
ダイエットはカロリー収支で語れるものではないのです。

 

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